やばい。
身体中の神経が剥き出しになってるみたいに
すっげぇ感じる。
この人が俺に触る度、忠実に、敏感に
全てが反応する。
"俺"が
崩れてく…
「…っやめ…ハッ…」
こんな女みてぇな声がどっから出てるんだか
恥ずかしいのに、抑えられない。
「ん…」
黒川さんが優しく俺の"傷"に触れてるのが分かる
結構グロい痕なのに
この人は愛しそうにそれをやらしくなぞっていく
こんな、傷を。
コワレモノを扱うみたいにゆっくり触れてくるせいか
既に塞がってるはずの傷からズキズキと熱い感覚が帯びて
「…ちょっ…ア…ぁあ」
そのまま黒川さんの舌は俺の首もとを這いずり回る
ビクンビクンに反応して
もう既に下半身が苦しかった
「佐木…佐木…」
「んっ…ぁあ」
クチュっと耳元で水音がしたかと思うと身体にピリっと電流が走った
クチュッくぷ…ッ
黒川さんが俺の耳穴を激しく愛撫しながら
空いた手で俺の胸の突起を虐める
グリグリ…
時折ピンっと弾かれて俺は身をよじった
耳に舌を入れたり抜かれたり
まるで挿入れられてるかのように。
黒川さんの艶っぽい息を直に感じて、ヤバイ。
(やばい…ほんとに…)
「…なぁ…
気持ち良い…?」
「…ぅあ…!」
ぎゅっと服越しに男根を掴まれて身体が並み打った