そしてあっと言う間に璃子と約束をしたデートの日がやって来た。俺は何時の様に黒い手提げ鞄にSMの責め道具を入れると、家をそそくさと出て行った。
そして俺は璃子と待ち合せした駅の人気の無い裏通りに向った。
暫くするとその裏通りに到着した。すると赤い郵便ポストの陰にピンクのブラウスと超ミニのフレアースカートを履いた璃子が佇んでいた。
『璃子、待たせたな!じゃあ、公園でも行くか!』と言って璃子の手を握り締めると2人は公園に行く為、駅に向った。
歩きながら璃子に小さな声で耳うちした。
『璃子、約束通りあの股縄Tバックを穿いて来ただろうな? ちゃんと穿いているか駅のトイレで確認してやる!』と璃子の耳元で囁いた。
璃子は顔を赤らめて俯きながら俺に言った。
『え…!そんな破廉恥な事をするなんて…!』
『いいから、俺の言う事を聴け!』と璃子の手を強く引っ張って駅の身体障害者用のトイレに璃子を引き込んだ。
そして璃子を便座の前に立たせると超ミニのフレアースカートをたくしあげた。するとそこにはあの股縄Tバックが露になって現れた。俺はそのふしだらなTバックのクロッチ部分に無線式のローターを装着してやった。
飛びっ子と言う有名な大人のおもちゃだ。そのローターを装着すると二人は何事も無かったかの様にトイレを出て行った。
そして俺はローターのリモコンをズボンのポケットに入れてスイッチを入れる準備をした。
二人は無言で公園行きの電車が来るのを駅のホームで待っていた。するとそこに公園行きの電車が滑り込んで来た。二人は無言でその電車に乗り込んだ。
そしてわざと二人掛けの座席に璃子を座らせた。
二人の乗った電車が静かに動き始めた。
そして二人は公園を目指した。