「声聞いたら会いたくなっちゃった…」
<表見てみろよ>
え!?嘘…
外には陽平が立っている。
「陽平くん…なんで…ここにいるの?」
「急に遥に会いたくなってさ…最終の電車にとび乗っちまったよ」
遥は泣き出した。
「今降りて行くね…」
電話を切って遥は家を抜け出した。遥と陽平は歩いた。二人きりになれる場所を探して…
「遥…俺と付き合ってよ。一緒に居たいんだ」
「陽平くん…私ね一目惚れしてたの…テレビの中にいた陽平くんに」
「うん。なぁ遥、俺我慢できねぇ…」
「え?何急に…」
「抱かせてくれねぇかな…遥の事。」
遥は少し微笑むと
「いいよ。私、陽平くんが好きだから。」