忠也は寝室のベッドにドサッと寝そべると、美紗を誘惑する様に誘った。
『馬鹿ねぇ……、まだお楽しみは後でぇ…っ、それより忠也さん、お腹が空いたでしょ……? 美紗が腕に依りを掛けてご馳走をするから、此処で待っててネ…………!』と言って美紗は夫婦の寝室から出て行った。
美紗はキッチンに行く前に脱衣所に向って歩いて行った。そして脱衣籠から紫色のシースルーTバックパンティーを取り出して、それを素早く穿いた。そして両足に同系色の網タイツも穿くと、何喰わぬ顔でキッチンに向って行った。
美紗はキッチンに行くと、昨日買って来た鰻を冷蔵庫のチルド室から取り出すと、電子レンジの中に入れて温め直した。そしてパックから出すと、皿の上に盛りつけて手早く、食べ易い大きさに切り分けた。そして炊きたてのご飯を二つの茶碗に入れた。
美紗は手早く料理を創ると、寝室で待っている忠也に内線電話をした。
すると、寝室から忠也がダイニングルームに向って歩いて来た。
ダイニングルーム中に鰻の蒲焼の香りが広がっていた。
『ほぉ〜! 今日の夕飯は鰻の蒲焼かぁ〜!美紗、ご馳走だなぁ……! それに精力が付きそうだ…………!』と忠也はダイニングの自分の席に座ると、蒲焼を美味しそうに味わった。
『忠也さん……、おビールは如何……? 飲む……?』と美紗は色っぽく忠也に尋ねた。
『じゃあ、美紗の折角の薦めだから、頂こうかな………!』と言って忠也はグラスを要求した。
美紗は新しいグラスを忠也に手渡すと、缶ビールをグビグビとグラスに注いだ。
それを忠也は美味しそうに一気に呑み干した。
夫婦水入らずの夕飯を済ませると、忠也は待ってましたとばかりにまた夫婦の寝室に戻って行った。
美紗は手早く食器の後片付けをすると、また脱衣所に向って行った。そして鏡の前で歯を綺麗に磨いた。それらを全部済ませると、いよいよ美紗は夫婦の寝室に向って行った。
美紗が寝室に入ると、忠也は既にバスローブを脱いで全裸になって寝そべって待っていた。
美紗はピンクのバスローブを脱ぐと、あの紫色のシースルーTバックパンティーと同系色の網タイツだけの悩ましい姿だった。
そして美紗は最初69の体勢になって、下着姿のまま忠也のティムポを手で掴むと、愛しいそうに唇に含んだ。