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HAPPY Christmas !11

にゃーす 2011-12-12投稿
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何度も、罪悪感に苛まれながら夢や妄想で汚してきた

妄想のなかでさえ、晴明は嫌がって俺に憎しみの目を向けてきた
それでも俺は自棄になって続けて、朝、吐きそうになった


そんな俺の腕のなかに、晴明がいる

嫌がりもせず、硬直はしていても逃げ出しもせず

「大丈夫?」

鋼鉄みたいな晴明の頬を撫でると、ビクッと震えた

情欲が物凄い強さで体を突き抜けた

「大丈夫って何…」

言いかけた晴明の唇を塞いだ…

晴明と、キス

奇跡なんてもんじゃない
夢、とかじゃない

唇を離して、もっかい抱き締める

「本当に…俺が好き?」

「ん」

最小限の答え
「らしい」答え


「プレゼント用意するって言ってたじゃん
それって…晴明をくれるってこと?」

「ばっ…恥ずかしいことばかり言うな!
プレゼントならちゃんと」
「いや、これでいい」

真っ赤になった晴明にもう一度キス


出逢ったあの日…答辞を読み終えた晴明は、まだ俺に見られてるとも知らずに、ホッとして微笑した

あの瞬間、恋に堕ちた

その時を越える、愛しさ


「…っ、ちょ…っと待て」

「嫌だよ」


今更待てるか!!

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