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それぞれの想い?

 2006-05-21投稿
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「お〜うアキちゃん!!いらっしゃい」
「ゲンさん、梅酒お願いします」
今日は祐輔がバイトの為会えないのでたまには、と思い一人で来てみた。
「はい、お待ちどーさんッッ!!最近祐輔とはどうでい?」
「ありがとうございます。どうって…普通ですけど?」
ゲンさんはニコニコしながら意外な言葉を口にした。
「アイツなぁ〜ずっとアキちゃんのこと好きだったらしいぞ?毎朝元カノのこと駅で見るんだけど、やっぱまだ好きなんだよねーってなぁ〜。ココにアイツが来始めた頃から言ってたんだぞ〜。それでこの前二人で来たんべ?あぁーこの子が祐輔が言ってた子けぇーってな具合でな、あんとき上手く話合わせたんよ」
ゲンさん…半分何言ってるのかわからなかったけど、なんだか祐輔のことが無性に愛おしくなった。明日会ったらギューッと抱き締めてあげよう。もう二度と連絡が絶え絶えにならないようにしよう。そして、心から愛してる、と言おう。
そう思った去年の10月。

ゲンさんが祐輔の親戚の叔父さんだとあたしが知るのはまだ先の話。

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