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ぉ金?

☆☆☆  2006-05-22投稿
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「ここが俺んち」『へぇ〜すごい』(狭いってどこが?まじ広い…)カナは隅にチョコンッと座った。翼はそれを見て笑った「なにそんな隅に座ってんの?こっち来いよ」カナは苦笑いして『う…うん』と言って翼の横に座った。翼は「大丈夫だって、何もしねぇよ」と言った。翼は立ち上がってベランダに出た。「こっち来てみろよ」カナは何だろうと思って翼が居るベランダに行った。「俺さぁ星見るの好きなんだ」『星…?』「うん…見てると時間忘れるよ」翼は笑顔で言った。『そっかぁ…私はあんまり見ないなぁ…』その日私は初めてちゃんと星を見たような気がする。『綺麗だね…』二人はずっと星を見ていた。突然翼が言い出した「なぁ…一目惚れて言ったら…信じてくれない?」いきなりの言葉にカナはビックリした『………』翼はずっと星を見ている、私は翼をずっと見つめていた。正直カナも翼のことが気になっていた。「明日バイバイしたら二度と逢えないような気がしてさ…」カナは下を向いた『あのね…』翼はカナを見た。『私さぁ…ガンなんだぁ…いつ死ぬか分かんないんだよ…?そんな私と付き合うとか…』「………」翼は呆然として何も言わず部屋の中に入っていってしまった。(やっぱりガンだなんて聞いたら付き合う気失せるよね…でも秘密にしとくのも…)カナは下を向いて泣いた。メソメソしている自分にムカついて涙をゴシゴシと拭いた。でも何度拭いても涙が勝手に溢れる…。その時、翼が後ろから抱きついてきた。『な…なにぃ?』カナは泣き声で言った。「…ガンって聞いて正直凄く戸惑った…でもさぁ俺…カナ好きだから。ガン二人で乗り越えていこう?俺がずっと支えていくから。死ぬなんて簡単に言うな…俺が絶対死なせねぇ!!」『うん…ありがとう…ありがとう…』カナは泣きじゃくった。翼はギュッと強くカナを抱き締めた「悲しい思いなんて絶対させねぇから…」(神様…ありがとう…翼と出会わせてくれて本当にありがとう…ありがとう)
******おわり******

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