『社長、最後にひとつ聞きたいんですけど、いいですか?』
辞める前に確認したかったこと
「"俺の自宅を聞いた"だぁ?」
「そ。だって○○市なんて遠すぎでしょ?そりゃ気になりますよ。もしかしたらって思って…」
「…っじゃあ…まさか」
「まぁ…うすうすあった所長の気持ちが確定したのは、その時です」
黒川さんはぶあって顔を真っ赤にしていた
ゆでだこみたいに。
「あの時、本当は帰りたくなかったんですよね?…自覚は無かったみたいですけど」
「…うるさい。もうその話はいいから…風呂…」
じりと近寄る俺の顔を背けて黒川さんは風呂へ行こうとする
「ぅわっ」
それを止めようとぎゅうっと抱きつくと黒川さんは無理に体を離そうと抵抗してきた
「くっつくな…!早く洗わないと…シミになったらどうすんだよ」
「困りました」
「は?」
さっき出したばっかなのに
もっかいしたくなってきた
「っ!…や…っ」
既に染み込んだ精液は地肌をやらしく伝っている
にちゃ、と小さく擦れる音が心地いい
「佐木っ…」
黒川さんの腕を引っ張ってシャワー室を探す
「もうこんな濡れてんですから…一緒にもっとずぶ濡れになりましょう」
「は?!」