えみりは半啼きしながら哀願をしたが、兼人は全く取合わなかった。そして愛用の黒い鞄の中から手枷を出すとえみりの両腕を後ろ手にして、その手枷を掛けてえみりを抵抗出来ない様にした。
『ねぇ……?兼人さん、い、いったい何が始まるの……? SMチックなのはえみりは嫌だからネ………!』
『だから、愛しいえみりにお仕置をするのさ! と言っても気持ち良くなるお仕置だけどネェ………………!』
『何だ…!気持ち良くなるお仕置なら、兼人さんの気が済むまで犯して下さい………!』とえみりは柔順な女を演じた。
『じゃあ、一度ベッドから立ち上がってくれるかな……? 』と兼人はほくそ笑みながら、えみりをベッドから立ち上がらせると、
フローリングの床に置いてあるピンク色のラブソファーにえみりを座らせた。
『柔順な可愛い僕の子猫ちゃんのえみり…?悪いけど、M字開脚をしてくれるかな……?』
『嫌だ……!何だか怖いわぁ……! 本当に気持ち良くなるのぉ……?』とえみりは不安そうに兼人に尋ねた。そしてえみりは不安そうに恐る恐る両足を大きく開くとM字開脚にした。
『よし…!えみりは本当に柔順ないい娘だ!気持ち良くなる為、少しだけ我慢してくれよ…………!』と言って兼人は黒い鞄から、今度は赤い荒縄と無線式のミニローターを取り出すと、えみりの白いシースルーのクロッチの中にそのミニローターを装着した。そして赤い荒縄を手慣れた感じで両方の太腿とふくらはぎを、しっかりと固定した。
それから兼人は部屋の片隅に置いてある姿見をわざとえみりに見える様に、ラブソファーの前に置き直した。
するとえみりのなまめかしい姿が姿見に写し出されていた。
『嫌だぁ――! こんな格好は惨めですぅ――! 直ぐに解放して下さい……………!』とえみりは顔を左右に振る振りをした。
『そんな事を言って、えみりは本当はアソコがジンジンと痺れているんだろ……?』と言って兼人はえみりの白いシースルーハイレグTバックパンティーのクロッチをグイグイと食込ませた。
『い、嫌だぁ――!
兼人さん、そんなに意地悪な事をしないでぇ―――――!』とえみりは顔の眉間に皺を寄せながら苦悶の表情を浮かべた。
『ほら、えみり君、
もっと気持ち良くなるよ……!』と言って兼人は無線式のローターのスイッチをONに入れた。