よろよろとするあたしの手を引くと応接のソファーに座り、彼の体を跨ぐように乗った。
まだ足りないとひくつくあたしの陰唇が、固さを失わないペニスを舐めるように密着する。
『紗耶香、まだ終わってないよ』
二人とも下半身だけ晒して、欲望のまみれの、なんてマヌケな格好。
クスッと笑ってしまった。
『ほら見てごらん』
二人の間にはお互いの体液でぬるぬると濡れそほった性器が見える。
彼が腰を揺らすと、ペニスとクリがこすれあって甘い痺れに下腹が震える。
『これ…好きかも…んっ、ん』
二人の腰とキスでくちゅくちゅという音だけが室内に響く。
『あーもう我慢できない』
あたしの腰のくびれを掴み、一気に挿入してきた。
ぶちゅんっ
『あぁっ!イくッ!』
寸止めされたあたしの感度の高まった体は挿入だけで絶頂を迎えてしまった。
自分でも驚くくらいに膣内が動き、彼のペニスをぎゅっと締めた。
『あぁっよく締まる…いっちゃったね…でも俺がイクまで付き合ってもらうよ』
感じすぎて逃げようとする体を抱きしめられて、より密着させられた。
ペニスが膣内でビクンビクンと波打つのを感じる。
『あっ…んっ…ねぇ…っどうしようっ…』
『どうしたの?』
言おうとしていることに恥ずかしくなり、彼の首筋に顔を伏せ呟いた。
『気持ちよすぎて…はまりそう…』
ぐちゅんぐちゅん
結合部を見ながら上下左右、前後となまめかしく動き膣内全部で彼のペニスを感じる。
『あぁっあっ…いぃっ…めっちゃいぃっ』
『俺は会った時から紗耶香にハマってるよ。小さくて可愛くて…こんなにやらしい子だと思わなかったけどw
こんなに動いてたら、もう紗耶香のまんこは俺のちんちんの形覚えたな』
耳を舐めながら言われ、またジュワッと愛液が挿入されたペニスに更に絡む。
時計をちらりと見た。
『…もう帰ってきちゃう』
『残念もうそんな時間か…じゃあ』
キスをしてきたかと思ったら、そのまま彼の右手でキスしたまま頭を押さえられた。
そして左手は腰に絡み動けなくなってしまった。
(…えっ?)
『ーーーーんんんっ!!』
ラストスパートとばかりに彼は下から突き上げてきた。
(気持ちよすぎるっ、もっと、もっとちょうだいっ)