自ら彼の首に腕を回し、舌を絡め、腰を動かした。
『んっ、んっ、んっ、ふぁっ、あっーーっっ』
じゅぶっじゅぶっ
二人の汗や体液で合皮のソファーがしっとりと湿っている。
夢中で腰を動かしつづけ、息するのももどかしい。
『あぁっ…イクっ…イクっ…中に出すよっ』
子宮に刺さったんじゃないかと思う程に奥までペニスが挿入された。
ビクッビクッビクッと中に精液が流れ込むのがわかる。
『あぁっーーーまたイっちゃうっーーーー』
射精の衝撃だけでもイッてしまうほど、体中が彼を求めていた。
『…んっふっ…ちゅっ…ふ』
膣内から漏れ出す精液にもかまわず、結合したまま舌を絡めあった。
徐々に固さを失いつつも存在感のあるペニスが甘い痺れを与えつづける。
『紗耶香ホントにかわいいよ…俺まだ足りないな…
もっとエッチしようよ…』
指をクリに当て優しく撫でる。
『あんっ…』
『紗耶香の全部に触りたい』
乱れたブラウスの中に手を滑り込ませ乳房を弄ぶ。
『あたしももっとしたい…』
『今日…俺の部屋においで』
名残惜しげに体を離すと、膣とペニスの間で糸を引いた。
内股を精液が流れていく。
『……うん』
(今日だけ…今日だけやから)
ダメとわかっていながらも頷き、彼の額にキスをした。
『紗耶香のこともっといじめてね』
完