兼人は散々えみりに命じると、素早く着て来た自前のスーツを身に着けてそそくさとえみりの部屋の玄関から黒い鞄を手にしながら出て行った。
独り取り残されたえみりはほてった身体のまま、ベッドから立ち上がると、床に脱ぎ散らかした猥褻なTバックパンティーを手で拾いあげた。そしてそのびしょ濡れになったパンティーをランドリーの中に放り込んだ。
えみりは無言でランドリーの電源スイッチをONに入れると、洗濯槽に勢い良く水道水が流れ込んだ。えみりは洗剤を投入すると、お任せボタンを押した。
そして今度えみりは脱衣所の箪笥から真新しいピンクのベビードールを半裸の上半身に羽織った。
えみりは脱衣所の鏡の前でマジマジと自らのランジェリー姿を写しながら眺めていた。
すると、バスト部分がシースルー素材で、えみりの大きな乳輪と乳首がなまめかしく丸見えになっていた。
えみりは堪らなくなって、ベビードールのバスト部分をシースルー素材の上から指先を這わせてみた。
『あぁ…ん、いい!』
えみりの唇元から切ない喘ぎ声と吐息が思わず漏れた。
『だ、駄目ぇ―ッ!
続きはベッドの上でしようっと………!』とえみりは色っぽく独り言を呟いた。そしてえみりはほてった身体のまま、又寝室のベッドの上に仰向けに寝そべった。
えみりは昨今の続きとばかりに指先で薄いピンクのシースルー素材の上から、大きな乳輪を弄り回した。するとえみりの赤黒い乳首が痛い位勃起し始めた。
『ああ…はぁぁん、だ、駄目ぇ―――ッ!
駄目だと思うと余計にエッチな事をしたくなっちゃう――!』と言ってえみりは徐々にイエローのシースルーTバックパンティーに手を伸ばして行った。
えみりは最初指を狭いイエローのクロッチ越しに這わせた。するとえみりの指先が勃起したクリトリスを捉えた。
えみりはその得も言われぬ快感に思わず上半身を弓なりにして身悶えた。
そしてえみりは兼人の温もりの名残りを思い出しながら、イエローのシースルーTバックパンティーの中に指を這わせて行った。
するとえみりの指先が直に勃起したクリトリスに触れた。えみりの身体に痺れる様な快感が津波の様に押し寄せて来た。
『ああ…はぅッ…いい!』
えみりは身体をビクン、ビクンと痙攣させながら失神してしまい、朝迄そのまま眠ってしまった。