ボクらは夢中で抱き合い、床へ倒れ込んだ。テーブルの缶ビールがひっくり返ったけど、もう止められない。アサミの舌は、ほんとになまめかしくボクの舌に絡み付いた。鼻で激しく息継ぎしながら、ボクらは体をこすりつけた。
「おまえがいけないんだぞ…こんなに…可愛いから」
ボクはアサミの耳にしゃぶりついた。口の中に入れて食べちゃいたいくらい、いとおしく感じて…
ひぃん…て感じの声を上げてアサミはさらに力一杯しがみ付いて来た。ボクはアサミの名前を何度も呼びながらアソコをアサミの体にこすりつけた。アサミもそれに応えて腰を器用に当ててくれる。
でも…頭の中にふと鈍い不安が込み上げてくる…。 ボクらは今、こんなやばい状況…ボクもアサミも兄妹揃っておかしいのだろうか…異常な血が流れてるんだろうか…ボクはえづきそうな罪悪感を感じながらも、このどぎつい甘さの行為を止められないでいる。