夜、二人だけの声が部屋に響いていた。
「ほらキスだけで気持ちいいんだろう?」
「ひゃあ、あ……ひゃあああ」
何度もキスを出したり入れたりで女の子、いちなは叫ぶ。
「いちな、かわいいよ」
仰向け状態のいちなの頭上から声をかけるのは
彼氏のまさや。
体はいちなとぴったりと重なっていた。
「あ…だめ入れちゃ……」
いちなの両手に自分の指を絡ませまさやはゆっくりといちなに侵入した。
「ああ…ひゃあ…あ、ああ〜」
感じているらしい目をつむるいちなは喘ぎ声
「目あけよっかいちな?」
言われて開ける
「えらいえらい」
絡ませた指をほどきなでなでしてやると、いちなは
はあ、はあと乱れた呼吸。「やっぱり、夜が一番いいな」
くすりと笑うとまた腰を出し入れする
「いやぁ、ひゃあ、はう、あ、いにゃ!!??」
「感じすぎだなぁ」
さすがにこれ以上やるといちなの体が持ちそうもないのでだそうとするといちなが言った。
「や、めないで……」
ぐっと背中を抱きしめられてまさやはいちなのに入っていく。
いちなの悲鳴。
「ここで、や、めたら……、感じたままでしかたないのだからやって」
そう言われまさやはうなづいていちなに入ったまま腰をふった。
あえぎ声はかなりあった絶え間無くたまに男の子のこえも。
しかしその声はとても甘い声だった