えみりは由希子さんが手配してくれた黒塗りのタクシーに乗り込むと、えみりのお部屋があるアパートを目指して走り出した。
暫くするとえみりの住むアパートがある〇〇商店街に到達した。
『あの〜〜!運転手さん、タクシー代は御幾らですか……?』
と言ってえみりがバッグからピンクの財布を出した。すると笑顔で運転手さんがえみりに言った。
『もうお代は由希子さんから頂いてますよ!』
『えッ!由希子さんが手配迄してくれたのに、お代迄払ってくれてたんだぁ――! じゃあ、運転手さんご苦労様でした。』
と言ってえみりはタクシーを降りると、二階の自分の部屋の玄関ドアーの前に立って部屋の鍵穴にキーを差し込んだ。そして部屋の中に向って『ただいまー!』とえみりは独り言を呟いた。
えみりはため息をつきながら部屋の灯を点けた。そして着ていた洋服を素早く脱ぐと、由希子さんの御屋敷で買い求めた真新しい白い色のキャミソールと水色の短パンに着替える為、紙袋から取り出した。そしてまだ火照りの残った裸体に身に着けた。
『この短パンは本当にセクシーだわ…!
お尻のお肉が食み出して卑猥な短パンだわ!』
とえみりはベッドの横に在る姿見を観ながら悦に浸っていた。
暫くえみりは自分の姿に悦に浸っていたが、ふと、思い出した。
えみりはマイバッグの中にびしょ濡れの網目柄のTバックパンティーがあったので、脱衣所のランドリーの中に放り込んだ。そしてえみりはマイバッグの中に忘れ物は無いのか確認をしていると、DVDが一枚だけバッグの中に入っていた。
えみりが何だろうかとDVDレコーダーにDVDを挿入して観た。するとえみりと由希子さんの御屋敷での濃厚なレズセックスの動画シーンがバッチリと映し出されていた。しかも2人のなまめかしい喘ぎ声が画面から漏れていた。
『ああ…はぁ…はぁ…こ、是は先程の濃密なレズセックスの動画シーンだわ……! 由希子さんたら、何時の間にバッグの中に入れたのかしら…………?』
とえみりは言いながら、まだ火照った股間に指先をそっと這わせた。するとパールボールがアソコを容赦無く刺激をした。