美貴にもそれは分かっていた。高木が指を動かす度に悶えるほどのいやらしい音がしていたからだ。
「ヂュブッ…クチュ、クチュ、クチュ…ニュチッ…ニュチッ…」
美貴もたまらず悲鳴を上げる。
「ああんっ!いやぁ…あうっ、あぁ…」「本当にエッチなんだね!声を出してくれたからご褒美だよ…」
高木は美貴の両脚を肩に抱え上げ美貴に見えるように腰を持ち上げた。舌先で両側の赤くなったヒダを交互に舐め、唇で吸い上げ、中に舌を入れてぐるぐると動かした。
「ひぃやぁぁぁっ!んふぅっ…あぅっ、あぅっ…」
美貴の乱れ振りは高木を満足させた。溝全体を乳首にしたように吸い上げた。
「ヂュヂュッ!ヂュル…チュパンッ!」
「いやあぁぁっ!」
美貴がひときわ高く仰け反ったその時、愛液とは違う別の液体が美貴から溢れた。少しアンモニア臭を含むその液体を見て、高木は美貴がイッた事を確信した。「はぁっ、い…やぁ…はぁっん…もうこんな事イヤよ…もう許してぇ」
美貴が泣きじゃくった。潮を噴くなんて初めてだった。恥ずかしさでさっきまでの快感を忘れてしまった。高木は顔面に潮を噴かれ、愛液と混ざってべとついた所をシーツで拭き取った。