細かな各自の自己紹介が終わると王様ゲームが始まった。
シャンパンで微酔いになった由希子さんが、出席者の皆様に叫ぶ様に言った。
『皆さん、今日はお仕事の事は忘れて、思いっ切りパーティーを楽しんで下さいませ!
今着飾っているロングドレスはもう邪魔だから、一斉に脱いで下さいな………!』
するとえみり以外の出席者は着て来たロングドレスを一斉に脱いで、猥褻なパンティーだけの姿になった。
脱ぐのをためらった
えみりの周りに他の皆さんが集まって来た。
『あら、えみりさん、何をためらっているの……? 早くその赤いラメ入りのロングドレスを脱いで、綺麗な裸体を私達に堪能させて頂戴よ………!』
と黒い小さなデルタゾーンのTバックパンティーを穿いた眞佐子さんが早く脱ぐ様に催促をした。
『後ろの方のファスナーが降りなくてぇ…!眞佐子さん、手伝って貰えますか……?』
『いいわよ! ほら、えみりさんファスナーを下ろすわよ!』
と言って眞佐子さんがファスナーを下ろすと、ストンと床にロングドレスが墜ちてえみりの白い柔肌に赤いシースルーのデルタゾーンに黒いストレッチゴムの紐だけのTバックパンティーが露わになった。
するとえみりの周りからため息が漏れた。
『まぁ…えみりさんの赤いシースルーTバックパンティーは本当に猥褻なパンティーねぇ……! 女の私達でも、ゾクゾクしちゃう!』
と言って眞佐子さんがどさくさ紛れにえみりの赤いデルタゾーンを指先で弄って来た。
『い、いやぁ…だぁ!眞佐子さん、王様になってから弄って下さいな……!』
『そうだったわネ!
じゃあ、くじを誰か引きなさい!』
『じゃあ、私が一番くじを引きますぅ――!』
と言って先ずはエステシャンの悦子さんが一番くじを引いた。
『あッ…! 畜生!
はずれでした。』
『じゃあ…次はえみりさんねぇ……!』
『じゃあ、2番くじをえみりが引きますぅ…………!』
『あれ…!えみりも
はずれでした……!』
そして次から次とくじを引いて行った。
すると最後に眞佐子さんがくじを引くと、
当たりくじを引き当てた。
『ほら、ご覧なさい!やっぱり私が王様じゃない! さぁて、誰を指名しようかな…?』
と言いながらえみりと悦子さんに皆の観ている前でエステごっこをする様に催促をした。