翌日、倫子は昼休みに入ってから、またしても姿を消した。
ティアは急いで委員会室に向かった。
息を切らし入ると、やはり倫子は幾人もの男子生徒に強姦されていた。
「あぁ…!!激しッ…!!ダメ…!やぁあ!!」
ガタガタと激しく机に、彼女の肉体が叩きつけられていた。
「倫子!!やめて!!お願い!!!」
「ティ…ア…ちゃ…。ああッ…!!!」
不気味に笑うだけの男たちは、倫子を打ち捨てて、ティアに少しずつにじり寄った。
ティアは倫子を抱き締め、守るように男たちから遮った。
「…私が、私のせいでこんな…」
「……ううん、いいの…私が勝手に…したことだから……」
倫子はそう言うと、鷹松の方を見て、
言った。
「お願い……。私が欲しい情報、ティアちゃんに…このコに今すぐ教えて…!
私は変わらず…奴隷で良いから…」
鷹松は考えるフリをした。
実際には、情報を二人のどちらにも教える気は無い。
彼は徹底して倫子を弄び尽くし、
ティア本人にすら、母親の情報を教えてしまう様な真似はしないと決めていた。
万が一、ティアが情報を聞いた場合、
倫子の事など気にもせず、教師たちに通報しかねないからだ。
無論、本当にティアにそんな気は無かった。