「哲也さん起きてい!ねぇ起きてよぉ哲也さん!」
愛は僕の身体を揺らし起こしている
「んっ…んん〜…愛…」
「哲也さん起きて!ご飯出来たよ!」
「んっ…あっあぁ…いつの間にか寝ちゃったよ…」
「んもぅ食べよ!」
起き上がるとテーブルの上には愛が作ったハンバーグに大根サラダが乗っかっていた
「凄いなぁこれ全部愛が作ったの?」
「そおだよ!」
「さぁ早く食べよ!」
「ちょっちょっとストップ食べる前にちゃんと手洗ってください!あたしその間に隣の武田さんにこれ渡して来る!」
「ほんとに武田さんの分まで作ったのかよ?」
「えぇ〜良いじゃん!じゃあ置いてくる」
「バタンッ」
愛は武田用に一人分の料理をおぼんに乗せ隣の武田の家へ
「ピンポーン、」
「はい」
「隣の吉岡ですけど!」
「ガチャッ!あっ!愛ちゃん!どうしたの?」
「もう晩ご飯って食べちゃいましたか?? 」
「いやっまだだけど…」
「良かったぁ!じゃあこれ武田さんの分も作ったんで食べてください!」
武田はビックリしていると
「ハンバーグとかお嫌いですかぁ?」
愛が泣きそうな顔をしてると
「あっいやっ好きですよ!いきなりだったんでビックリしちゃって…」
「良かったぁじゃあ食べてください!はいっ」
愛は武田におぼんを渡し
「食器とか洗わないでいいですから!明日とかでも全然構わないですから!じゃあ失礼しまぁ〜す」
愛は帰って行った