「いやっ!吉岡さんにではなく愛ちゃんにお話があるんだ!とっても重要な!」
武田はにやけながら愛に告げた
「あたしに?とっても重要な?」
「そお!愛ちゃんにだよ!ここじゃなんだから上がらせてもらうよ!」
武田は半ば強引に僕の家に上がり中へ入っていく
「ちょっちょっ武田さん困ります!」
武田は愛の言葉には耳を傾けず中に行きテーブルの所に座った
「へぇ〜これから勉強するとこだったの?」
「はい…」
「ゴメンね邪魔しちゃって!でもこれから話す事は凄く重要な事だから!」
「何なんですか?重要な事って?」
「愛ちゃん悪いが水を一杯もらえないかなぁ」
「わかりましたぁ…」
愛はちょっとふてくされ気味に答え水を汲み武田に差し出した
「どうぞ!コンッ」
「ありがとう!ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…あぁ…ありがとう愛ちゃん!じゃあそこに座って!」
「はいっ…」
愛は武田の向かいに座った