「哲也さん…」
「愛…」
武田はバツが悪そうな顔をしてる
「愛 武田さん家で何してたんだ?」
「えっ…いや…あの…その…」
「お話をしてたんですよ!福祉の!」
「福祉の?」
「はい愛ちゃんは帰りがけに私とバッタリ会って福祉の参考書を読んでいたので!自分は昔福祉の仕事をしてまして、それで愛ちゃんがいろいろ聞きたい事があったらしく私の家に来ていろいろお話をしてただけですよ!」
「そうなのか?愛?」
「えっ…あっ…うん!そうなの!武田さんが昔福祉の仕事してたって言うからどういう感じなのか聞いてたの」
「そっかぁ!いろいろ教えてもらえたか?」
「うんっ」
「じゃあ帰ろう」
「はぁい!じゃあ武田さん又分からない事があったら教えて下さい!」
「いつでもどうぞ!」
「ありがとうございました」
「じゃあ失礼します」
愛は口から心臓が飛び出そうになったが武田の起点を聞かせたお陰で事なきを得た