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marigold #11

輪廻 2012-08-03投稿
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「なんだ…篠坂と遠藤は揃って休みか…。連絡来てるやつはおらんか?………ふむ、まぁ遅刻だろう」

翌日の朝早くから、二人は再び求め合っていた。
クーラーを利かせていても、お互いに汗だくだった。

「ぁ…はぁっ!!…優…、もっと…!」

「はぁ…ぅん…!…沙耶ちゃん…!!」

ベッドのシーツは、二人の愛液や潮、汗でぐっしょりと濡れていた。

「んッ………!!!イ…クッ…!!あぁぁ!!」

「沙耶ちゃん…!!」

沙耶は、優の上に体を投げ出した。

「はぁ…はぁ…!!」

「ん………沙耶ちゃん…」

「ゆ…ぅ…キス、キスして……」

「は……んっ、ん…ぅ…」

「ん………はぁっ!…はぁ…」

「もう九時になっちゃう……」

「学校……………学校…か…」

優は心配そうに沙耶を見つめた。
沙耶はしばらく虚ろな瞳をしていたが、
優に焦点を合わせ、微笑んだ。

「………とりあえず、シャワー浴びようか」

「うん」

シャワーは交替で浴びることにした。
沙耶が止まらなくなる可能性があると、自己申告したからだ。

「私は待ってるから。シーツ変えなきゃだしね」

「分かった、シャワー借りるね」

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