「こんなのしかないけど…」
マキさんは缶ビールを出してきた
「全然構わないです!」
「じゃあ乾杯しよっ!」
「プシュ!…プシュ!カンパーイ!」
そして会社の話を色々聞いたりしていると急にマキさんは
「ねぇ吉岡君は奥さん若いんだよねぇ?」
「まだ籍は入れてないですけど…16歳です…」
「いいなぁ…あたしも16歳に戻りたい!そしたら吉岡君と一緒になれたかなぁ?」
「冗談キツいですよぉ!荒川さんが16歳だったら僕なんか相手にもしてもらえないですよ!」
するとマキさんは僕に近付き
「そんな事ないわよ!吉岡君魅力的よ!チュッ」
「なっ何するんですか?荒川さん飲み過ぎですよ!」
マキさんは僕の耳元で囁きほっぺにキスをしてきた
「あたし酔ってないわよ!ほんとの事言っただけよぉ…」
艶めかしい瞳をしながらさらに僕に密着している
「いやっそんな事言われても自分には…」
僕は後退りしながら答えると
「そうよねぇ…吉岡君にはあたしよりも全然若くて可愛い奥さんが待っているもんねぇ…」
「あっいやっ荒川さんも綺麗で魅力的ですよ!」
「ほんとにぃ?」
マキさんは虚ろな瞳で僕を見つめている僕はその瞳に引きずり込まれていく