「ハァハァ…」
マキさんは後ろに倒れ仰向けになって息を切らしていた
僕はやっとの思いで起き上がり
「マキさん大丈夫ですか?」
とマキさんの顔を覗き込んだ
「ハァ…哲也君…凄い…気持ち良かった…」
マキさんもやっとの思いで起き上がり僕にキスをしてきた
「哲也君…顔が濡れてる…」
「マキさんのお汁がいっぱい飛んできたから…」
「ごめんなさい…」
「良いんですよ!マキさんがいっぱい感じてくれたんだから!」
僕が顔を拭おうとしたら
「待って…」
マキさんは僕の顔に付いたお潮を口で綺麗にしてくれた
「チュッ…チュッ…」
顔中のお潮を吸い取り最後に又キスをしてきた
「チュッ…」
僕もそれに答えマキさんを抱き締めた
そして
「ごめんなさい…哲也君をいかせてないのに…」
「僕は大丈夫です!マキさんがいってくれたから!」
「ほんとにぃ?」
「はい!大丈夫です!僕はそろそろ帰らないと…愛が心配しますから…」
「そうよね…」
「はい…すみません…」
そして僕は服を整えカバンを持とうとした時にマキさんに腕を掴まれ
「又…来てくれる?」
「………………………」
「そうよね…来れる訳ないわよね…」
マキさんの目尻から一滴の涙がこぼれた
そしてそれを見た途端僕はマキさんにキスをした
長く長〜くどれくらいたっただろう…
ゆっくり唇を離しマキさんを抱き締め耳元で
「又来ます!」
と言ってマキさんの部屋を後にした