そして約束の土曜日
「ピンポーン!」
「はぁい!」
「こんばんはぁ初めまして荒川マキです!」
「あっ高橋…高橋努です!初めまして」
「初めまして愛ですいつも哲也さんがお世話になってます!」
「いいえこちらこそお世話になってます!」
「あはっ!」
「うふっ!」
「いらっしゃい!さぁ上がってください!」
「お邪魔しまぁす!」
「お邪魔しますぅ」
「なんだ高橋いつもと感じが違うなぁ緊張してるのか?」
「あっいやっ…」
「変な奴だなぁ!まぁ奥入って楽にして」
「あっはい…」
「うわぁこれ愛さんが全部作ったのぉ?」
「僕も手伝いました!」
「お口に合うか分からないですけど良かったらいっぱい食べてください!」
「じゃあ遠慮なく頂こうかな!あっ!ごめんなさい!これっあたしと高橋君から綾ちゃんに!」
「うわぁ可愛い!ありがとうございます!」
「わざわざありがとうございます!」
そして僕達は飲み食いして盛り上がっていた
「あっ!」
高橋が箸を落とした
そしてテーブルの下に落ちた箸を拾おうとした時目の前には愛の足があり高橋は思わず撫でてしまった
「ビクッ!」
「どうした?愛?」
「うぅん何でもない!」
そして高橋が箸を拾って顔上げた時に愛と目が合った
高橋の顔は一瞬ニヤッとしたように見えて愛は少し怯えていた