そして二週間後僕は週明けから出張だったが週末にマキさんと会ってから出張に行くことにした
そして僕がマキさんのマンションに向かうのに家を出て二時間位経った頃
「ピンポーン!」
「誰だろう?哲也さん忘れ物でもしたのかなぁ?はぁ〜い」
「ガチャッ…」
玄関のドアを開けると目の前に立っていたのは
高橋だった…
「高橋さん…どうしたんですか?」
「あっいやっそのぉ吉岡さんいますか?」
「哲也さんなら出張で朝うちを出ましたけど…」
「えっ?吉岡さん…出張週明けだったと思ったんだけど…」
「そうなんですか?」
「多分…それで会社に書類を忘れたみたいだから届けに来てみたんですが…」
「あたしはてっきり今日からだと思っていたんで…あたしは会社の事は良くわからないですが何か先に行かなきゃならない事があるとか…」
「そっそうかも知れないですね!じゃあ持ってきても無駄でしたね…」
「すいませんわざわざ…」
「あっいやっいいんです!じゃあ私はこれで…」
「高橋さん…良かったらお茶でも飲んで行きません?わざわざ来てもらったのにすぐ帰らしてしまうのも悪いので…」
「でも…」
「何もせず帰らしてしまったら哲也さんにも叱られてしまうかも知れませんし…」
「じゃあ一杯だけ…」
「どうぞ!」
高橋はしてやったりの顔で家に上がってきた