愛は綾を寝かし付け急いで夕食の準備を始めた
「哲也さん遅いなぁ…」
携帯に連絡しても繋がらずただ僕の帰りを待つしかなかった
しかし僕はその日は家に帰らずマキさんの家に泊まっていた
そして次の日
昼位に
「ピンポーン!」
「はぁい!哲也さん?」
「あぁ…」
「ガチャ…お帰りな…!?」
愛は驚いた表情をした
それもそのはず愛の目に飛び込んで来たのは哲也と腕を組んでいるマキさんと顰めっ面で立っている高橋がいた
「哲也さん?」
「愛…僕は君と籍は入れない…僕はマキさんと一緒になるよ!」
「えっ?……何でぇ?」
「それは愛が自分で分かっているんだろ?」
「何の事?」
「まだ白バックレるのか……余りこれは出したくなかったけど仕方ない…愛…これは何なんだ?」
僕は携帯を取り出し昨日の義男と愛のセックスの模様が流れていた…そしてその中の会話に綾の父親が誰なのかも分からないと言う内容の発言も入っていた
「えっ…なんでそれを…」
「愛が父親とセックスしてる最中に僕は帰って来たんだよ!それで愛の喘ぎ声が聞こえたから台所の窓から覗いたら愛が父親相手にヨガっていたから追求しようと思って携帯で撮影したんだよ…」
「あれは…あれは…仕方なかったの…抵抗したんだよ!でも…手を上げられてあたし怖かったんだよ!何回も何回も手を上げられたから従うしかなかったの!うわぁ〜んうわぁ〜ん」
愛は泣き崩れた