「止めろよ!」
後ろから高橋が愛を助けに入った
「止めろよ!吉岡だって愛ちゃんを責められないだろ!お前だって荒川と浮気してたじゃねぇか!」
「高橋…なんでそれを…」
「見ちゃったんだよ!お前と荒川が会社でセックスしているのを!」
「あぁしてたよ…マキさんと…それは俺も悪いとは思っているよ…」
「じゃあ愛ちゃんを幸せにしろよ!綾ちゃんもいるんだぞ!」
「グスン…高橋さん…」
「あぁ…確かに綾がいるから愛を幸せにしなくちゃいけないと思うが…もし綾が俺の子供じゃなかったらどうするよ!」
「えっ…どういう事だよ!」
「このムービーの会話よぉく聞いてみろよ!」
僕は高橋に携帯を渡した
そして高橋は携帯を聞き入ると驚いた表情になった
「愛ちゃん…本当なのか!誰が父親か分からないって…」
愛は高橋の問い掛けに反応せずただ下を向いて啜り泣いていた
「愛ちゃん…」
高橋は唖然としていた
「あぁ〜あ愛ちゃん後一歩だったのにねぇ…」
「あんたぁ…」
そこに現れたのは隣人の武田だった