[PR]
i-mobile

妄想カテゴリー 13

ぺぺんた 2012-08-16投稿
閲覧数[1965] 良い投票[0] 悪い投票[0]


『ヒロ、おいで』

李人が僕に向かって手招きしている

『なに?』

近づくと手首を掴まれて、引き寄せられた

『うわっと…な、何?』
『いや、なんか…可愛いと思ってさ』

顔が近づく

見れば見るほど整った顔立ちをしている

いつも面白そうに煌めく茶色い瞳
形よく弓なりな眉…筋の通った鼻梁
よく笑う薄い唇


その唇につい目が引き寄せられる

『可愛くなんか…』

『真っ赤だよ』

そうなんだろうか?
ど、どうしよう

『…手を、離してよ』

『いやだ』

言うなり、抱き締められた
頭が真っ白になる

えっ?
こ、これは一体…

『いや、ちょっと、まずいってば、李人!』

『いやだ!』

『だ、ダメだって…目を…目を覚ませったら!
李人!』



「ヒロ」

「ダメだって…」

「…ヒロってば!」


…ん?



………うわあっ!

目の前に、心配そうな李人がいる
僕の布団に被さるように…布団…あれ?

「目、覚めたな?あー驚いた、お前いきなり叫ぶんだもん」
がばっと跳ね起きる
「な、なんて?」
「ん、目を覚ませ李人!とかww覚ますのはお前だよ」
…ごもっとも

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「ぺぺんた」の官能小説

もっと見る

ボーイズラブの新着官能小説

もっと見る

[PR]
i-mobile
オススメ広告


▲ページトップ