俺はもうイキそうでたまらなかった。そのためか、自分で意識しなくてもピストンの動きに変化がでてくる。それに気づいた彼女は、
「イッていいからね?」
と、俺の目を見て言った。その目は快感のあまりか、涙ぐんでいて、それがまた可愛らしく思えた。 二宮を俺のものにできたら… そう思いながら
「ごめ…イクっ…」
と言い、俺は腰の動きをいっきに早めた。二宮の手を握りながら。
「あンッ…!!アッ…」
ガタガタと本棚が揺れる程、激しく動く。俺は夢中だった。そして、彼女も限界がきていたらしく、2人同時に果てた。
ズプッ…
俺はチンコを抜いてしばらくぼーっとしていた。 …中出ししたの、初めてだ…。てか二宮…、大丈夫なのか?
「気持ちよかった…。須藤くん、うまいのね。」
彼女は俺とは逆に、冷静だった。
「…二宮、てか俺中出ししたけど…」
俺が疑問を投げかけようとすると、彼女は
「大丈夫。ピル飲んでるから…」
と、すぐに答えた。その返答の早さに俺はたじろぎ、それ以上は聞けなかった。