それから家族ぐるみで付き合いが多くなり娘の由美も勝の双子の娘に妹みたいに可愛がられていつの間にかお互いの家を行き来する間柄になっていた
そんなある日俺は平日休みで妻はパート娘は学校に行っていて一人でのんびりしていると
メールが来た
会社からかなぁと思ったら相手は美咲さんだった
「奥さん仕事で夕方までいらっしゃらないんでしょ?良かったらうちに来てお昼でも一緒に食べませんかぁ?」
「じゃあお言葉に甘えて」
俺は簡単に着替え隣の家に向かいインターフォンを鳴らすと
「どうぞぉ開いてますよぉ」
「お邪魔します」
中に入ると
「いらっしゃい、そこに座ってください。」
家には美咲さん一人だった
私はてっきり勝がいると思ったので驚いた
「美咲さん二人でですか?」
「そうよ!さぁ座って」
「いやぁ二人は不味くないですか?」
「どうして?大丈夫よ!勝さんは気にしないわ。辰巳さんは勝さんの古い友人ですから」
「はい…」
私は美咲さんと向かい合わせで食事を採り
「ご馳走様でした、美味しかったです。」
「お口に合って良かったわ」
「じゃあそろそろ失礼します」
「待って、後お茶位飲んで行って」
「はっはぁ…」
そして差し出したお茶を見ると違和感が…