美咲さんがお茶を差し出した腕を見ると痣があった
「美咲さんその痣…」
美咲さんはとっさに隠したが
「まだ続いているんですか?」
「えっ?知っているんですか?」
「詳しくは聞いてないですが人づたいに…」
「そうですか…」
以前勝はDVをしていた
勝と共通の友人に会って話をしていた時にその話を聞いた
私はまさか勝が?って思いましたが事実だったようだ
「美咲さん大丈夫何ですか?」
「…………………」
すると突然美咲さんは泣き出した
私はとりあえず落ち着かせる為にソファーに座らせた
私は躊躇いながらも美咲さんの肩に手をやった
しばらくして美咲さんは泣き止み落ち着いた時にいきなり私に抱き付いてきた
「美咲さん?」
私は激しく動揺した
「少しで良いんでこのままいさせて下さい」
私は後ろに引いていた身体を美咲さんに寄せ左手は美咲さんの背中に回し右手で頭を撫でた