私は家に入りソファーに座り新聞を読んでいた
そしてしばらく経ち
「伊織ちゃんいるのかぁ…」
「いかんこの前で終わったはずだ…」
心の中で葛藤していた
「メールする位なら…一応風邪引いているんだし問題ないだろう」
私は携帯を取りメールした
「香織ちゃんから聞いたけど風邪引いているんだって大丈夫?」
すぐ返信が来て
「大丈夫じゃないすぐ来て欲しい」
「分かった」
私はすぐに勝の家に向かった
インターフォンを鳴らすが応答がない
ドアノブに手をやると
「ガチャ…」
ドアは開いていた
私は恐る恐る中へ入り
「伊織ちゃん」
私の問いかけにも応答がない
色々部屋を回るが見当たらない…
そして一番奥の部屋へ進むと
「うぅ〜あぁ〜」
と呻き声らしき物が聞こえたので慌ててドアを開け
「伊織ちゃん」
中に入ると信じられない光景が目に飛び込んで来た