「妹に嫉妬したのか?」
笑い飛ばすにはサヤは真剣過ぎた。
「可愛いと思うでしょ?ほら、宏美ちゃんを見て」宏美は出ない声で呻いた。半身になろうとするのにサヤは僕の方を向かせた。宏美はもう目を開くこともできないでいた。
「こんな子が同じ屋根の下にいるんだよ?変な気持ちにならない?」
「考え過ぎだ」
「うそ…」
サヤは宏美のタオルを取った。
「サヤさん…ひどい!あんまりだよ…」
「ごめんね…」
ひときわ優しくあやしながら、サヤは宏美にキスした。宏美は僕の前で嫌がっていたが、その様子は以前にも二人は関係していたように見えた。サヤはしきりに宏美に囁き、ダメダメと嫌がる宏美の声は次第に小さくなっていた。
サヤの綺麗で長い指が宏美の乳首を愛撫し始め、宏美は急にしおらしくなった。そしてサヤのキスの求めに素直に応じ始めた。
あっけに取られ、ぽかんと見ていた僕だが、正直二人は綺麗だと思った。サヤが宏美の乳首を舐めるところ、切ない声で体をよじる妹…僕は思わず体が反応している。やがてサヤの指は宏美の股間に…「信二…私、この憎らしい宏美ちゃんも…大好きだよ…」