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昼下がり65

マスカット 2012-12-03投稿
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「ハァハァハァハァハァハァ」

ガチャ…

「優子!ハァハァハァハァ」

私は玄関に入り優子を呼んだ

「あなたおかえりなさい。どうしたの?そんなに慌てて」

私は優子を抱き締めた

「ガバッ」

「キャッ…あなた…」

「ハァハァ優子は俺の物だハァハァ」

「あなたなぁに?変な事言って」

優子は平然な顔をして言った

俺は何があったか分かっているから腹が立った

しかし今はそんな事よりも優子のそばを離れたくなかった

「あなた…」

優子も私の背中に手を回してきた

私は優子にキスしようと唇を近づけた時に

「何やってるの?」

由美が覗きに来た

「何でもないわよ」

優子がとっさに離れ由美をリビングに向かわせた

私もリビングに向かうと

「パパおかえりなさい」

「由美ただいま」

私は由美の頭を撫でた

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