「ハァハァハァハァハァハァ」
ガチャ…
「優子!ハァハァハァハァ」
私は玄関に入り優子を呼んだ
「あなたおかえりなさい。どうしたの?そんなに慌てて」
私は優子を抱き締めた
「ガバッ」
「キャッ…あなた…」
「ハァハァ優子は俺の物だハァハァ」
「あなたなぁに?変な事言って」
優子は平然な顔をして言った
俺は何があったか分かっているから腹が立った
しかし今はそんな事よりも優子のそばを離れたくなかった
「あなた…」
優子も私の背中に手を回してきた
私は優子にキスしようと唇を近づけた時に
「何やってるの?」
由美が覗きに来た
「何でもないわよ」
優子がとっさに離れ由美をリビングに向かわせた
私もリビングに向かうと
「パパおかえりなさい」
「由美ただいま」
私は由美の頭を撫でた