『香緒里、日曜日に映画を観に行くわよ』
『エッ!!何で…!!!』
『拓也の叔父さんがチケットを貰ったからって…私と香緒里ちゃんと三人で見たいんだって…』
『ママも一緒なの?…わかった』
私は拓也に電話しました『拓也さん、香緒里も行くって言ってたわ…』
『香緒里ちゃんは俺の名前を出せば拒否できないよw』
『姉さんも買った下着を着けて来てね…約束を守らないと香緒里ちゃんが…』
『言わなくてもわかってます……』
私は当日には膝丈の落ち着いた上品な服装で娘の香緒里と外出しました
『香緒里、スカート短か過ぎるんじゃーないの?』ついつい不安で娘の香緒里に小言を言ってしまっていました
私は娘にそんな事を言えない様な服装とは正反対の大人の下着を着けているにも関わらずに…
香緒里にはわからない…大丈夫と自身に言い聞かせ拓也は約束を守ると疑いませんでした
外見からは黒いストッキングしか見えない私を、まさか娘は私が服の下に赤いレースのガーターベルトとバラのレースの総レースの大人の下着を着けているとは思いもしないでしょう?
いいえ…香緒里は拓也に…と自身の事で頭が一杯でそれ以外の事まで頭が回らなかったのでは…
待ち合わせ場所で拓也と合流するとどことなく儀故知居ない上辺の会話になって、各々がこれからの展開を思い浮かべて先読みして想像している様でした