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モノクロの世界で3

翠蓮 2013-02-03投稿
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何故か彼に興味がわいた俺は、会話から外れそいつに近寄った。


「翡翠くん…だっけ?」

机に手をつき、話し掛けてみる。
彼は静かに答えた。

「そうだけど」

冷たい口調。

「翡翠って呼んでい?」

そう聞くとすっげぇ眼で睨んできた。

…なんか気に障ること言ったか俺?

「別に、どーでも」

えー…絶対うそー。
だって声が怒ってるぅ。

「…何読んでんの?」

話を変えてみる。

「関係ないだろ」

うわー…。

なんでこんな冷たいの〜?
笑わねーし。

「…翡翠って誰にでもそんな態度なの?」

思いきって聞いてみる。

すると…


「だったら何」

…うわー。

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