「…あぁ…三沢さん…あの酒本さんも?…」
妄想プレイには、私の知っている男性がいた。
酒本というのは、商店街の古顔でありダンナのお得意さんで、婦人服の店主だ。
離婚して戻ってきた娘と孫の面倒をよくみてくれる良い祖父の顔と、飲み屋街では酒好き女好きが有名な、スケベ爺の典型である。
「かなえちゃん…乳首にツバを垂らして…指で丸く撫でてみて…」
「はい…あぁ…はぁん…触ってます…三沢さん…」
「酒本さんが、かなえちゃんのスケベな乳輪に吸い付いてるだろう。チュパチュパって…舌でナメ回してるよ…」
目を閉じ三沢の言う通りに胸をイジっていると、酒本爺にされている錯覚に入り込んでいた。
「酒本さんにもおねだりしてごらん。ほら、かなえちゃん…」
「あぁ…そんな、おねだりなんて…はぁんはぁん…恥ずかしい」
ダンナの店で会っている酒本は、お世辞の言葉遣いの中に、イヤラしい言葉も含ませていた。
「有竹さんの奥さんは、いつもカワイイねぇ〜。わしがダンナなら1日3回は抱いてるな。ヒェヒェヒェ…ダンナには負けませんよ〜スケベな事は年寄りが上手いよ…」
酒本さんの言葉を思い出すと、興奮していた。