花金だったが飲む気もなくぶらぶらとユニクロに入った
店内を歩いていると外国人の小さな女の子がキャラクターTシャツのところで、ぶつぶつと独り言を言っていた
「あまりしゃべるとTシャツから飛び出てくるよ」
「そうだといいな。」
「ボクはビッグカズ、君は?」
「私はメイ、ワンピースのアニメが好きなの」
「ボクも大好きだよ。」
「メイ〜だめよ、一人で歩き回っちゃ…」
金髪のポニーテール美人がやってきた
「キャシー、彼はビッグカズよ。私と同じでワンピースがお気に入りなんだよ。ね、ビッグカズ。」
「元気な娘さんですね。ワンピースが好きなら、将来は海賊かな?」
「姉の娘なの、子守がてら買い物。私はキャシーよ。」
「ボクはカズフミ、カラダがでかいから、ビッグカズ。大学でアメフトの先輩から付けられました」
「ホントにビッグね、英語も凄く上手だわ。」
「キャシーが買い物する間、子守しようか?幼稚園の先生の資格もあるし、まかせて。」
「すぐに、終わるからお願いしていいかしら?」
「ノープラブレム」
こうして、外人美女のハンティングが始まった