まだ高校生だった妹の美幸と肉体関係をはじめてから数年、氷河期と言われながらも美幸も就職をし、家電量販店に内定が決まった。
希望だった携帯電話売り場担当となり、俺は休日を使い、新人研修中の妹の店舗を訪れた。
「よっ、美幸」
「わっ、びっくりしたぁ。お兄ちゃん、どうしたの(笑)?」
突然の身内の訪問に、驚いた美幸だが、すぐに普段と変わらない人懐こい笑顔に戻る。
「美幸、仕事は慣れたか?」
「まだまだだよ。やっと接客をまかされたって感じ」
たしかに、まだ手には研修の分厚いファイルを持っている。
「お兄ちゃん、まさか、私のいる時をねらって来たの(笑)?」
「まぁな、かわいい妹の仕事ぶりをチェックしにな」
「えー(汗)」
その時は自分でも、最初はそう思っていた。今日は妹の仕事風景を見に来ただけ。だが、俺の股間は、かすかに疼きはじめていた。
接客の相手が兄であることに多少緊張しながらも、売り場の携帯の機能や価格を説明していく妹。
でも、俺の耳は説明を途切れ途切れにしか聞いていなかった。
接客をする妹の、美幸の制服姿に欲情していた。高校の制服に見慣れていたはずなのに、社会人となり、真新しい大人の制服に身を包んだ妹に、トランクスの中のペニスが急速に固さを増していく。
黒髪のショートカットに薄くメイクをした顔、紺のベストを着ているが、やや開いた白いブラウスの胸元からは、色白の肌が見える。
そして、店の特徴的である黒のスカートは、けっして短くはないがタイトなデザインで、まだ新人だからか、同じく黒のパンストにパンプス。
22歳になった妹の体は、ほんの1週間前にも自宅の部屋で見て、隅々まで知っているはずなのに。ブラウスの下の細い手や、丸く盛り上がったスカートの内側の尻。ふっくらとなまめかしいふくらはぎ。
しかし、目の前で初々しく働く妹の姿に、俺は確かに興奮していた。