佐藤さんを家に招き、押入れのストーブを出してもらいたい事を伝えると、大丈夫です。任せて下さい!と言い、着ていた 上着を脱いでポロシャツ姿でストーブを押入れから出してくれました。ストーブを出してくれたのは嬉しかったのですが、それより何より佐藤さんの胸板のよさ、とても53歳とは思えない身体つきに私は、凄く魅力を感じてしまいました。そしてストーブを居間に出してもらい、佐藤さんは、じゃあ私はこれで。また私に何か出来る事あれば何でも言って下さいね。と言い、帰ろうとしました。私は、あっ。佐藤さん。せっかくストーブ出してもらったんだから、せめてお茶でも飲んでいきませんか? 私も手ぶらで帰すのが申し訳ないので。と言いましたが佐藤さんは、いや。別にいいですよ。大した事ではなかったので。と言いました。私は、でも、やっぱりそれはいけないですよ。私の気が済まないので、せめてお茶だけでも。ねっ。ゴルフの練習もされている事だし、お茶だけだからお時間取らせませんから。と言うと佐藤さんは、分かりました。では、お茶を御馳走になって帰りますね。と言いました。私は、ソファーに座って待っていて下さいね。といい、キッチンに向かい、お湯を沸かすことにしました。