「屋上いこっか」
由文が言った。
「でもお昼ご飯は…」
「お前だよ」
…!!
私は手をひかれるままに屋上へ上がった。あの時私が叫べばここへたどり着く事はなかった。でも由文だって大切な友達なんだから悪いイメージをもたせたくはなかった。
屋上に着いた。急に由文が近づいてきた。
「昨日みたいな事していい?」 由文が言う。
「でもここ学校だし…//」「だから昨日みたいに派手にはしないから」
私が心配だったのは屋上はよく智也が来るって事「でもここ…智…」
由文の目が変わった。なんか恐くなった。だから何も言えなかった。脱がされてるのが嫌だった。でも嫌とも言えなかった。ただ心配が募るばかりだ。