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12処女喪失?

あっぷる 2014-10-19投稿
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直哉の住むマンション。

以前、亜子に引っ張られて直哉の後をつけて来た。

ハァ…
大きなため息をつくと部屋番号を押す。

ほどなく自動ドアが開いた。
エレベーターに乗り玄関前までノロノロと歩く。

インターホンを押そう…とした時、玄関のドアが開いた。

『やっと来たな』

明るい笑顔で直哉が出迎える。

『お邪魔します』

小さな声で言いつつ中の様子を探るように奥に目をやる。

『誰もいないから安心しろよ』

(誰もいないから心配なのよ!)

通された部屋はモノトーンで統一され、片付いていた。

(私の部屋よりきれいじゃん!)

『何か飲む?』
『いらない』

早くコレを取ってもらい、帰りたかった。

冷たいお茶をテーブルに置くと直哉はタバコに火をつけた。

『…またそんなものを…』
『あははっ 果歩も吸うか?』
『吸わないに決まってるでしょ!…そんなことより………』
『何?』
『あの…アレを…』
『なんだよ?はっきり言わないとわからない』

ニヤニヤしながら果歩を見る。

『取ってくれる約束でしょ!』

こうしてる間もずっとお尻に違和感を持っている。

『あぁ!それか!』

(分かり切ってるくせに…)
『よし!んじゃ取る準備しようぜ!』
『準備?』
『そ。果歩のオナニーショウでも見せてもらおうかな?』


さっき見た雑誌の記事が頭を巡る…

おなに…オナニー…自慰行為…

昨日以上の辱めを受けるのだろう…
逃げ道はないと覚悟を決めゴクリと唾を飲み込む。

『わかった。やるわ。やるけど…どうするのかわからないの』

『あぁ。やっぱり。俺のベット使っていいから上がって』

…おそるおそるベットに腰掛ける。

『まず「私がオナニーするのを見て下さい」って言ってからだから』
『…わ…私がオナニー…するのを…見て…下さい…』
耳まで赤くなりながら、消え入りそうな声でそう言った。

すると

バチーン!

平手打ちをくらわされた果歩は横倒しになった。

『正座してお願いするんだろ?』

直哉の目は冷たかった…

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