男はまるで、少女のような仕草でその手を拒絶する。
「駄目だってば、駄目だ……」
しかしなおも彼女のその手は強く掴むソレを離そうとはしなかった。あたかも一度与えてもらったペロペロキャンディを絶対に奪われまいとする幼児のように、握るソレを離さないのである。
「ウフフ、見ぃーつけた」
ダリアは金玉に触れる。
男はまるで、生娘であるかのような表情でその手を拒む。
「やめてくれ、よせ、よせったらぁぁ……ぁう」
「凄い、オチンポコ凄い。硬くて、あったかくって、可愛くって、でもちょっと怖い」
ダリアは愛撫する。
「ああん、早くコレ、手なずけたいなぁ……だって可愛いんだもん。可愛くって愛しくって仕方ないわぁ。でも今のままじゃアタシを突き殺すかもしれない凶暴性も孕んでるのよね、ああ怖い!……ウフフ、駄目よ、言う事をお聞き!」
ダリアは擦った。
「ウフフフ、坊や、お願いだから言う事聞いて。言う事聞くなら何でもアゲル」
そうして彼女は、洋服を脱ぎ始めるのである。
「うぅ……っ、やめてくれるのならどんな事でもする。だからダリア、その手を離してくれ」
ダリアは笑う。「セックスは、人間1人じゃ出来ない行為なの。アタシは、アナタが必要。‘どんな事でもする’って言うのなら、態度で示しなさいよ!セックスに言葉は要らないわ、態度で表しなさいよ!!
……アタシにその人見知りなオチンチン、預けなさいよ……!」