ちゃぷん
湯船に浸かった果歩は『ふうっ』と大きな溜息をついた。
今日の出来事がまだ夢のように思える。
が、
身体の芯から弾けたあの感覚を思い出すとジュンと下半身が熱くなる。
(凄かったなぁ…)
初めての快楽。
何げに、胸で光るピアスに指を引っ掛かけると、乳首がキュッと伸びて細い痛みが走った。
(あ…っ)
目を閉じ、割れ目に手を伸ばせば、お湯とは明らかに違うヌルッとしたものが出てきていた。
(女の汁…って言った…)
ヌルヌルと指先を滑らせながら乳首を弄る。
コリコリと固くなった乳首をぎゅうっと摘んでみた。
自分だと手加減してしまい、あれ程の痛みはなかったが、果歩の身体に火をつけるのには十分だった。
割れ目をなぞるたび汁の量は増える。
(んっ…っっ…)
声をあげないようにムッと唇を噛み締め、無意識のうちに沸き上がる快感に備えていた。