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超ラブ凌辱少年期 8

カスパール 2015-04-01投稿
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 そしてその夜。

 満天の星空の下で、彼等に祝福されるかの様に少年と少女は生まれて初めてキスを交わした、とは言ってもお互いにまだ何の経験も無く、性に関する知識にも疎かった為にそれは、ただ単に唇を押し付け合う程度のモノでしかなかったのだがそれでも二人は幸せであり、そしてその日を境に一気に彼等の仲は幼馴染みと言う殻を破って恋人へと突き進んで行く。

 指と指とを交差させる様にしてしっかりと手を繋ぎ、或いは腕を組んで寄り添い乍らも色々な話をする二人は時折、誰も見ていない所へ行くと急いで抱き合い、何度も何度もキスをした。

 その内に徐々にどうすれば良いのかが理解出来る様になり、また互いの兄弟の持っていた春画本や姉妹の色恋話等から知識も得てきた彼等は軽く啄む様なバードキスから始まって舌を絡め合うディープをし、上顎や歯の付け根、舌の裏側等を刺激したり分泌されて来た唾液の混ざったモノを、音を立てて啜ったりもする。

 他にもデートらしい事も一応はやったが元々が秘密裏に生きていかなければならない存在である上に、まだ子供な事も手伝って手持ちの金子が余り無い彼等はそんなに遠くまで出掛けたりは出来なかったモノの、それでも地元で一番の甘味処や景勝地、また幼い頃からの遊び場である川等で繰り返し逢瀬を重ね、そして遂に卒業式前の日に、生まれて初めて愛し合った。

「早苗・・・」

「う、うん・・・」

 裸になって向かい合うが経験等皆無な所へ恥ずかしさも加わって、緊張した面持ちで頷く少女に対し、自身も始めてで力んでしまうモノの”リードするんだ”と心に決めていた少年は呼吸を落ち着かせると、ぎこちない動きで彼女を抱き締め、キスをする。

(女の子の身体って、何て柔らかいんだろう!!)

(男の人の身体って、凄く熱い・・・!!)

 その時の感動と驚きとを、二人は終生忘れないだろうと悟るが実際、早苗を抱き締めた瞬間、幸人は何故好きになった女子の事を男子が”守ってあげたい”、”大切にしたい”と思う理由が良く解った。

 心や思いでのみならず、相手の覚悟や存在と言うモノを全身で体感する為に一瞬でそれが何十倍にも何百倍にも膨れ上がるのであるが、一方で早苗もまた、初めて触れた男性の肉体に驚愕を隠せない。

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