美雪とセシリアが性行為を定期的に行うような関係になってから、早くも半年が経ち、街は既に、冬色一色に染まっていたモノの、二人は所謂”同姓愛者”では無くて、どちらかと言えば”その様な事に興味があり、しかも互いに彼女とならば嫌では無い”或いは”望むところ”と言う領域の存在であって、そう言った意味では”バイセクシャル”に近いと言えるかも知れず、”なんちゃって百合ップル”と言った方が正しいであろう。
セックスも愛情と言うよりも友好の証と興味の発露、そしてストレス発散の意味合いが強く、如何に卑猥な言葉を並べてもそれは勢いが付いてのモノであり、決して恋人同士の様に、”心の底から全てを掛けた”モノでは無かったのである。
そんな彼女達はだから、只でさえ秘密にしなくてはならない自分達の関係や悩みを、殊更(例えそれが同性愛者にであったとしても)隠さねばならなかったのであるが、互いにその辺りはちゃんと弁えていた事と、充分な心配りが出来ていた為に、表沙汰になる事は無く、楽しい毎日を送る事が出来ていたのだ(因みに真性、仮性問わずに同様な関係を持っている人間は男女全体で”それなりには”居た)。
「昨日のセシリアのプッ〇ーファック、凄すぎだよぉ・・・」
「フフッ。美雪のマ〇突きも堪らなかったよ・・・」