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愛語 7

カスパール 2015-05-03投稿
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 少年とは思えぬ程に力強くカズキが告げるがそれを聞くとリディアはニッコリと微笑んで、漸く手を離した。

「約束だよ!?」

「うん、約束!!」

 そう頷き合って二人は別たれたモノのそれ以来、カズキもリディアも分け目も振らずに自身を高める事に集中して行き、リディアはアリシリアの奥義と極大魔法を、そしてカズキもまた実家に伝わる秘術と極意の内で教わるべきを全て教わり、それらを自分のモノとしたのだ。

 更に学業方面でも成績を向上させる様に努めてその結果、リディアは晴れて名門である北欧の”コーラッド王国国立スフィアー総合学院大学”への入学が決まり、またカズキも”剣戟科の特待生”と言う事で何とか滑り込む事が出来た(後にリディアと同じ、”魔法経営史科”への編入を果たした)。

 そして遂に二人が再会を果たす時がやって来るが如何に離れていたとて二人の絆や思いは些かも衰えなかったばかりか却って強化されると共に、相手の大切さや自分の愛の深さに気付き、特にリディアは再開した瞬間、思わず彼氏に飛び付いて口付けまで交わしてしまう程だったのだ。

 そんな二人には最早言葉は要らず、そのままコーラッド王国内の、とあるフィヨルドの港町に程近いカンツォーネ家所有のバロック基調でしっかりとした三階建て造りの別荘に向かうとその中に併設されていた教会で、アリシリアの儀式に則って永遠の愛を誓い、夫婦の契りを結ぶ。

 更にそのまま彼と彼女の為に特別に設えた、大浴場風の寝室へと向かうと中から厳重に鍵を掛けて時空結界を張り巡らせ、延々と愛し合うが数年のブランクがあると言えども幾度も行為を重ねた彼は手慣れたモノで、啄む様なバードキスから始まってディープをし、そのまま首筋や脇の下、肩甲骨から背骨へと身体の下方へ向けて舌を這わせ、乳房や脇腹、臍等反対側を指でなぞる様に愛撫して行き、最後にサーモンピンクの乳首と強い塩味のクリトリスを舐める。

「うっく。はぁん・・・」

 その刺激に、リディアが声を殺して必死に耐えるが身体は熱を帯びて紅潮し、甘い匂いのする汗をうっすらと掻き始めるが、それを見たカズキは遂に膣に一本、二本と指を入れて中で鈎状にすると、入り口周辺やGスポットを刺激した。

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