「あああっ!?ど、飛んじゃうっ。リディア飛びまず・・・っ。あへぇっっ!!!」
蕩けた顔でそう呻きつつも、夫との悦楽に新妻は果てた。
「あ、あうぅ・・・?」
再び目覚めたリディアの目に飛び込んで来たのは小さいが造りはしっかりとしている何処かの教会の内観であり、その中央部分の祭壇へと続く真っ赤なヴァージンロードの上を結合したままの状態で夫に抱かれ乍ら歩いていた。
しかし何より目を見張ったのがその格好でカズキは黒い蝶ネクタイを首に巻いている以外何も身に付けて居らず、一方の自分はと言うと、頭にはシルクのヴェール、そして四肢にはグローブとタイツを履いていて、身体はやはりシルクで出来た純白のピスチェを装着していたモノの、それは胸やアソコ等女性の大切な部分が露出して、丸見えになる様に仕立てられている。
「あ、ああっ。カズキ・・・!!」
「リディア、結婚しよう」
「ふぇっ!?け、結婚なら、もう・・・」
「いっぱい、するんだ」
花嫁姿を連想していた彼女に丁度浴びせられた言葉に対し、”もう貴方と交わした”と応えようとすると、夫が続けて言い放つ。
「何度も何度も結婚しよう、これから此処で・・・!!」
「・・・・・!!は、はいしますっ。しちゃうのぉっ!!リ、リディア。カズキと何度でもしぢゃうのおおぉぉぉっっ!!!」
妻がそう応えるのと殆ど同時に祭壇の前に到着した青年夫は向かい合う様にして抱き直すと、彼女と純愛の誓約を交わす。