「舐めるのはもういいわ。入れてくれる?」
先輩は相変わらずクールな表情で、僕に指示を出す。
20分ほども先輩のクリトリスを舐め続けていた僕の舌と顎は、痺れていて、ようやく出された先輩の次の指示に、正直、ホッとした。
先輩は両膝を抱え、さあ挿れなさいとばかり、僕を誘うけれど、僕のペニスは、硬さを取り戻すのに少し時間を必要とした。
「どうしたの?何?しぼんでんじゃん?」
まごつく僕の様子を見て、先輩は下から、僕の目を見て言う。
「いや、すみません、先輩。すぐ・・・。」
先輩に覆いかぶさった状態で、僕がペニスをしごく様を見た先輩は、上体を少し起こすと、僕の乳首を口に含んだ。
「ああっ!!先輩それっ!」
先輩は、僕の乳首を舌先で転がしながら、相変わらずクールな上目遣いで僕を見ている。
唾液を僕の乳首に塗り込めて、強弱をつけた舌の動きで、乳首の先を押し転がし「ちゅばっっ!」という音と共に先輩は顔を上げ、僕を見た。
「君はこれがいいんだよね!?乳首が気持ちいいの?それともここを舐められるってことがいいの?」
「ンっと!どっちも・・・はうっ・・・先輩が舐めるから・・・ふああっ!」
先輩は指先で僕の乳首を軽くつまんだ。
「なあにぃ!?乳首つねったら声上げるとか!?君、Mな人!?チンコ超硬くなってンじゃん!?」
「ち・・違いますよ!」
先輩と僕は、大学の雑誌編集サークルに所属する同じ大学四年生だが、先輩は二度目の四年生として在籍しているため、僕の一学年先輩に当たる。